スポーツマウスガードとは
選手の歯を守り、パフォーマンスを強力サポートします
私たちがものを持ち上げたり、立ち上がったり、走ったり、ものを投げるなど、力を入れる時は、無意識のうちに強い力で食いしばっています。食いしばることで強い力が発揮できるからです。そのため、スポーツをする際には、アスリートも無意識に強い力で食いしばっており、その影響は歯、あごの骨、頭(脳)、肩、そして全身にいたるまで、大きな負担がかかっています。
格闘技やラグビーなど打撃や体の接触の多いいわゆるコンタクトスポーツでは食いしばることをイメージしやすいですが、この他にも野球、砲丸投げなどの陸上競技、他人とあまり接触しないと思われる競技でも、スポーツによる歯の外傷リスクがあります。選手が力を出そうと踏ん張ったり、腕に力を入れたりする際、実はものすごい力で食いしばっているため、歯に大きな負荷がかかります。
その結果、歯が欠けたり、折れたり、周囲の骨までも傷つけてしまうことがあります。スポーツマウスガード(マウスピース)には、これらのトラブルを予防しつつ、安全にスポーツするための役割があります。 さらに、スポーツマウスガードには「スポーツのパフォーマンスを上げる」という役割もあります。マウスピースを装着することで、上と下の歯の接触面積が広がり、結果として腕力やパンチ力が上がったり、打球の飛距離が伸びたりといった効果を発揮します。また、しっかりと咬み合わされることで、首から下の筋肉に作用し体のバランスがよくなります。その結果、体全体のフォームが安定する、といった効果もあります。